バースプラン立てました
現在、第二子の妊娠9ヶ月です。
先日、34週目の検診の際、助産師さんとバースプランを話し合う機会がありました。
この時の話し合い、
2年以上心の中に蓄え込んだモヤモヤを解消してくれる、
わたしにとってとても大切な時間になったのでこちらに記録します。
私のバースプラン、一言で言うと
「母子ともに元気に楽しくお産したい!」です。
すごくシンプル。
第一子の時は、
会陰切開はしたくない!促進剤は使いたくない!ビデオ撮らせて!赤ちゃんが出てくるところを見たい!などなど。張り切って色々書いていました。
結果、どんなお産だったか。
促進剤を使った上での吸引分娩でした。
切開はしたのかしなかったのかわからないけれど、
急遽の吸引だったのでお傷はかなり深く、縫合時間が長かったのを覚えています。
陣痛期間の進みは良くて、朝の入院時には「昼には産まれるね」なんて、
助産師さんに言われていたけれど、
いざ分娩台に上がったら陣痛が弱まってしまって。。。
分娩台で2時間頑張るも、なかなか頭が降りてこなかったので、
促進剤投与&吸引になりました。
入院から出産までにかかった時間はトータル8時間ちょっとだったので、
時間だけなら難産とは言えないかもしれない。
でも吸引&分娩台で長時間頑張った影響で恥骨を痛めてしまい、産後の身体はボロボロでした。
赤ちゃんが泣いたらすぐにお世話してあげたいのに、恥骨とお傷が痛んでベッドから降りるのが一苦労。
部屋に洗面台がなかったので、洗面所に移動して手を洗い消毒しないといけないのですが、壁に手を這わせながらの伝い歩きがやっと。
入院中は、赤ちゃんが泣き出してからお世話ができるようになるまで5分近く泣かせっぱなし、ということがしょっちゅうでした。
バースプランの希望通りのお産ではなかったけれど、
赤ちゃんとわたしの状態を見極めて、吸引を決断してくれた先生には感謝しています。
安全に出産するためには必要な医療行為だったと納得しています。
ただ。
順調に進んでいたお産が、途中で滞ってしまったのはなぜだろう。。。
という疑問は残り、息子が2歳すぎた今でもずっと、そのことが心の中でわだかまっていました。
安産のために、マタニティヨガやマタニティスイミングに通って身体を整え、
ソフロロジーの考え方や呼吸法を練習して心を整え、
自分としては、最大限努力して準備したつもりだったから。
どんなことにでも意味がある、なるべくしてなっている、
という考え方をするならば、
この経験から得られたことは2つあると思います。
1つは、妊娠・出産に「教科書通り」はない、自分の意思でコントロールできることは少ないと実感した上で子育てがスタートしたこと。
これまでの人生では、
計画を立ててそこに向かって努力すればある程度の結果がついてくる、その逆も然り、
という世界だったから、
赤ちゃん相手ではそうはいかない!と早い段階で覚悟できたことは、
すごく意味があったと思います。
もう1つは、新生児期に「泣いてもなかなかママが来てくれない」という思いをさせてしまった分(なのかは、厳密にはわからないけれど)、
一人で寝るのが上手な子になったこと。
泣いてもすぐに抱きしめてあげられないことは悲しいし、申し訳なく思っていたのですが、
ある時息子は寝るのがとても上手な赤ちゃんだということに気がつきました。
新生児の時すら、泣くのはお腹が空いた時か抱っこして欲しい時がほとんどで、
眠たくなったら自分で自然にスヤスヤと寝ていました。
眠たくなれば自分で寝り、起きる時のぐずりもなく、パッチリとご機嫌におきます。
赤ちゃんなんて勝手に寝るのに、寝かしつけってどういうことかな??と思っていたくらいです。
2つ目なんて、最高の効果だとは思うのですが、
どんなに良いメリットを思い浮かべても、自分の中では納得できなかった。
あんなに準備したのに何がいけなかったんだろう、
と無意識に、ずっとずっと自分を責め続けていたように思います。
そんなわたしのわだかまりを解いてくれたのが、
今回のバースプランでの助産師さんの言葉。
広く良く骨盤が開いた分、赤ちゃんが楽チンしちゃったのかもしれないね。
産道がよく開いていた分、赤ちゃんは顎をグッと引いて降りてこなければならないところを、
するりと天頂から降りてきてしまい、その先の狭い道を通り抜けられない、
というのはたまにあるよ、と教えてくれました。
何気ない言葉。
だけれども、この理由はわたしの心にストンと落ち着き、妙に納得してしまいました。
「楽だと思って手抜きしてたら後から困った」というおっちょこちょいぶりすら可愛く感じられて、
この2年間のわだかまり、突然に、スッキリ解消!です。
今回は痛みのない、出産・産後生活を目指しましょう!
と提案してもらい、気持ちがとても前向きになりました。
痛みのない授乳はふわぁっとした心地よさがあるとのこと。
それって、薬を使わない自然なお産にも当てはまるのでは?と思っていて、
わたしはそれを体感してみたい。
少し検討していた計画無痛をやめて、もう1度自然分娩に挑戦しようと思ったのもこれが理由です。
■母子ともに元気に楽しいお産
■痛みのない、出産・産後生活
この2つを目指して、
そして何より赤ちゃんに会えるのを楽しみに、
一緒に頑張って見ようと思います。